秋月美術館について
秋月美術館は古処山(標高859.5m)の麓に位置し、春は桜、秋は紅葉で賑わい、すぐ横を流れる野鳥川の清流にも恵まれた旧城下町の名残の中に一隅をえています。
当館では茶陶で名高い高取焼を中心とする伝世品及び古窯跡出土品を収蔵・展示し、その他美術工芸品を陳列し鑑賞に供します。
美術館の周辺では、春は桜、秋は紅葉といった自然を楽しむことができます。
住所:福岡県朝倉市秋月野鳥字堅小路695-1
電話:0946-25-0895
開館時間:10:00~17:00 (入場は16:30まで)
入館料:一人500円 ※10名以上の団体は一人400円
休館日:なし ※但し、毎年12月中旬から翌年2月末までは閉館いたします。
高取焼の由来
黒田長政が文禄・慶長の役(壬辰・丁酉の倭乱)の際、朝鮮から連れ帰った陶工・八山(日本名 高取 八蔵)に命じて、慶長十一年(1606)鷹取山麓の永満寺宅間窯を開かせたのが始まりとされています。
その後、内ヶ磯窯(1614~24)山田窯(1624~30)白旗山窯(1630~65)小石原鼓窯(1665~88頃)など、移窯を繰り返したのち、享保元年(1716)福岡城下に東皿山窯を開き、廃藩置県の明治四年(1871)まで福岡藩高取焼を操業していました。
おもに茶陶を焼成し、とくに白旗山窯の頃、京都の茶人・小堀遠州の指導を受け、「遠州鷹取」の名で知られています。
秋月美術館へのアクセス
自動車でお越しの方
大分自動車道の甘木ICで降り、国道322号線を秋月・嘉麻方面へ
約9km進む。
美術館裏に美術館専用無料駐車場がございます。(約50台収容)
駐車場出入口の案内図(Googleマップ航空写真より)(画像をクリックすると拡大します)
日曜・休日の10:00-16:00は美術館前の通り(杉の馬場)は一方通行になりますので秋月街道(案内図の上方の通り)から入ることはできません。
JRご利用の方
JR鹿児島本線基山駅で下車、甘木鉄道甘木線に乗り換え、甘木駅で下車。(約26分)
甘木観光バス秋月線「甘鉄甘木駅」より乗車、博物館前で下車。(約20分)
西鉄電車ご利用の方
福岡市方面より
西鉄天神大牟田線西鉄小郡駅で下車、甘木鉄道甘木線に乗り換え、甘木駅で下車。(約20分)
甘木観光バス秋月線「甘鉄甘木駅」より乗車、博物館前で下車。(約20分)
久留米方面より
西鉄甘木線甘木行に乗車、西鉄甘木駅で下車。(約51分)
甘木観光バス秋月線「西鉄甘木駅」より乗車、博物館前で下車。(約19分)
秋月美術館周辺図
(画像をクリックすると拡大します)